日付:2024/04/29
💭 きっかけ
今回の山は天狗岳。
きっかけは、元職場の同僚でもあり山友でもあり、そして私を雪山に引きずり込んだ悪友でもあるI氏からのLINE。
「連休何してるの〜?」っていう雑談からスタート。
I氏はお子さんが二人いて、ここ数年は子育て優先で山から離れていた。でも来年には子どもが小学生になるので、ようやく少しだけ自分の時間が持てるようになったとか。
そんなI氏が「29日に山行こうか」と提案。予定が合えば行くしかない。とりあえずヒアリングすると、「天狗岳か塔ノ岳を天気次第で」とのこと。
当日は嫁が仕事。(ちなみに嫁もI氏とは一度だけ谷川岳を一緒に登ったことがあるので、今回は行けずに残念がっていた。普段は逆に嫁が平日にソロ登山してるので、今回は逆パターン。)
I氏は去年の秋、約4年ぶりの山行で塔ノ岳に登っていて、その時の記録を見ると私より全然早いペース。なので「先行してもらって途中で合流かな」と考えてたけど、結局は「一緒に登ろう」に。決まったのは登山口の集合時間だけ。決まったのは出発の2日前。
YAMAPには「北側斜面には残雪と凍結箇所が多数」との情報。正直、行くのをやめようかとも思った。でもI氏の「ダイジョーブ・ダイジョーブ」に騙されて、行くことに決定。
🧭 ルート概要
唐沢鉱泉 → 第一展望台 → 第二展望台 → 西天狗岳 → 東天狗岳 → 天狗の奥庭 → 黒百合ヒュッテ → 唐沢鉱泉
※ 東天狗〜黒百合ヒュッテ間は中山峠経由ではなく、夏道のショートカット(奥庭ルート)を選択。ただし結果的に時間もかかり、難易度も高かった。
⚠️ ご案内(読む前に)
- 読んでも登山力(やまりょく)は上がりません
- 核心部は存在せず、話は随所で滑落します
- 最後まで読むと高確率で遭難(読み疲れ)します
- 閲覧は自己責任でお願いいたします
- 非常食(根気)とエマージェンシーキット(広い心)の持参を推奨いたします
📝 行動記録
■ 自宅〜唐沢鉱泉
朝4時、自宅出発。実はちょっとだけ不安だったのがタイヤ。つい先日スタッドレスから夏タイヤに交換したばかり。春だから大丈夫だろと思いつつ、八ヶ岳方面って意外と標高高いんだよな…。雪残ってたりしないよな…って心配しながらスタート。
でも結論から言うと、道路は完全ドライ。雪も氷もゼロ。むしろ途中は普通に暑いくらい。これは夏タイヤ正解。もしスタッドレスのままだったらゴリゴリにタイヤ減ってたわ。高速も渋滞なし。コンビニで朝飯と補給を買い込んで、諏訪南ICから下道へ。唐沢鉱泉までも順調そのもの。5時半に唐沢鉱泉の登山者用無料駐車場に到着。ゴールデンウィークなのに7割くらいの埋まりで、まだ余裕あり。しかも雪は一切なし。駐車場のトイレもちゃんと使える状態。
登山届はYAMAPで事前提出済み。I氏と久々の再会を果たし、「よっ」「おう」で軽く挨拶。準備もサクサク。やっぱ山屋って無駄話少ない。装備チェックして、「よし、行くか」でスタート。
■ 唐沢鉱泉〜第一展望台〜第二展望台
序盤は樹林帯の登り。天気は曇り。展望台って名前が付いてるけど、景色が抜けるのは第二展望台くらい。 そうそう、I氏の現職場にも山やる人がいるらしく、その人達も今日天狗岳に来てるらしい。で、なんと第一展望台でバッタリ遭遇。お互いに「まじかw」って感じで、軽く写真撮ってからそれぞれ出発。向こうは根石岳方面らしい。オシャレな山コーデの二人組で、我々とは明らかに違う雰囲気w
■ 第二展望台〜西天狗岳
第二展望台を過ぎると、目の前にドーンと見えてくるのが岩場と、その先のピーク。
I氏「え、あれ天狗岳っすか?」
私「多分そう…(自信はない)」
実は西天狗は今回が初めて。東天狗は過去にチャレンジしたけど、厳冬期にBBAが山頂直下で「無理怖い」って半ベソかいて敗退。最近ようやく東はリベンジ成功。でも西は未踏。
ちなみにBBAは無雪期に東西両方行ってるらしい。なんだそれ。
ガツンと下ってからの岩登り。見上げれば「西天狗岳」の標識がしっかり見えてて、「おお…やっと来た」って感じ。
■ 西天狗岳
いやー、やっぱ初の山頂は嬉しい。反時計回りって意外と楽なんだな。天気もそこそこ良くて、景色もまあまあ。 西天狗の山頂は意外と広くて静か。ご飯食べるなら断然ここだな。次もここで休憩決定。
■ 西天狗岳〜東天狗岳
西天狗からの下りが想像以上にエグい。雪が残っててめっちゃ滑る。踏み跡がガチガチの部分とズルズルの部分が混在してて、超絶イヤらしい。
i氏も「やべーなこれ」って顔。
「今日の核心ここだわ」と思ったけど……まさかこの後、さらにヤバいところが出てくるとは知らずにいる我々。
下って登り返せば、すぐに東天狗の山頂。
■ 東天狗岳
東天狗はBBAが厳冬期に半泣きで敗退した思い出の場所。でも今回は二度目で安心。昼飯どうする?問題発生。i氏はカップ麺とパン。でも「火器出すの面倒」ってことでパンのみ。私はおにぎり。
ふとi氏が「そういえば職場の同僚たちは根石岳方面行ったんですよね」とポツリ。朝展望台で会ったオシャレ組ね。我々は黒百合ヒュッテへ向かう。
■ 東天狗岳〜黒百合ヒュッテ(奥庭ルート)
地図見て相談。i氏「奥庭ルートのが近そうっすよね」
私「確かに」→ 結論:完全に罠。岩ゴロ+残雪コンボ。踏み抜き&滑り地獄。人はゼロ。すぐに理解した。「ここ、人気ない理由、めっちゃわかる」特にヒュッテ直前の急斜面。ズルズル。ここはさすがにストック出した。でも正直チェーンスパイク出すべきだった。
なんとか転ばずにクリアして、無事に黒百合ヒュッテ到着。
■ 黒百合ヒュッテ
そして……
i氏「あれ?あの二人もう居るんだけどw」
私「いや……遅いのか、奥庭ルートが地獄だったのか……」
結果、両方。
名物のビーフシチューは今回はスルー。i氏が「小屋の中でわちゃわちゃするのがちょっと苦手」ってことで、外でマフィンと行動食。次回はビーフシチュー狙う。
■ 黒百合ヒュッテ〜下山(核心)
ここからがガチの核心。ヒュッテ出た瞬間、「え、スケートリンク?」ってレベルの氷坂。
事前にYAMAPで見てた「ガチガチに凍ってる」って情報、マジでした。i氏はノーアイゼン。私は流石にチェーンスパイク装着+ストック先端のゴムキャップ外すガチ装備。結果、スパイク装着後すぐi氏に追いつく。尻セードする場面もありつつ、慎重に慎重に下山。途中、登ってくる人たちはみんな普通にアイゼン装備。正解だわ。
一度軽くコケたけど、無事にクリア。心の底から「助かった……」って感じ。
■ 唐沢鉱泉駐車場
駐車場に戻った瞬間、二人とも「ふーーーー」って深呼吸。ガチガチの体をほぐしつつ、「また行こうぜ!」って固い握手。 帰りはそれぞれのペースでのんびり帰宅。いやー、今回も良い山行でした。
🔍 情報(アクセス・下山後・周辺施設)
🚩 登山口・下山口
- 名称:唐沢鉱泉(標高:約1,870m)
- アクセス:
- 電車:JR茅野駅 → タクシー約40分(バス路線なし)
- 車:中央道 諏訪南ICから約50分
- 施設:
- 登山届ポストあり(唐沢鉱泉入口)
- トイレあり(駐車場横・冬季も使用可)
- 売店・飲食なし(唐沢鉱泉は宿泊者用のみ)
- 駐車場:
- 名称:唐沢鉱泉登山者用無料駐車場
- 料金:無料(24時間利用可)
- 混雑状況:7時半到着で6〜7割埋まり
- 備考:舗装路/路面ドライ/登山口直近
🏕️ 施設・補給ポイント
- 🛖 小屋情報:
- 黒百合ヒュッテ → 年中営業。宿泊・売店・軽食・トイレ利用可。テン場あり(通年)。名物はビーフシチュー。
- 唐沢鉱泉 → 宿泊・温泉利用可。鉄分豊富な炭酸泉。トイレあり。日帰り入浴は午後のみ(当日は利用せず)。
- 🚻 トイレ:
- 駐車場 → 利用可(冬季も開放)
- 黒百合ヒュッテ → 利用可(比較的清潔)
- 唐沢鉱泉 → 利用可(今回は未使用)
🎁 名産品
- すずらん牛乳 → 茅野名物。プリン・ヨーグルトも人気。
- 地酒「本金」 → 岡谷の酒蔵。地元で人気の日本酒。
- 信州そば → 定番の信州土産。
🍚 下山飯
- ハルピンラーメン(富士見 諏訪南IC店) → 利用:昔ながらのドライブイン風ラーメン。甘めの醤油+ほんのりピリ辛。
- ドライブイン白山(茅野) → 未訪:ラーメン、カツ丼、焼肉定食。ガチの下山飯。
- 十二ヶ月(茅野 尖石エリア) → 未訪:ギャラリー併設の手打ち蕎麦屋。十割そばと季節の料理。静かで落ち着く。
♨️ 周辺施設【風呂】
- 市営 尖石温泉 縄文の湯 → 利用:露天風呂あり。地元民+登山客で賑わう。【10:00〜21:00】【600円】
- 唐沢鉱泉 → 未利用:宿泊者専用。鉄分たっぷりの鉱泉。
📏 データ/🛠️ 装備・費用・メモ
👔 装備
- ドライ:ミレー ドライナミックメッシュ
- ベース:パタゴニア キャプリーンクールトレイル
- ミドル:パタゴニア R1テックフェイス
- アウター:パタゴニア フーディニ
- パンツ:ノースフェイス アルパインライトパンツ
- タイツ:CW-X(メッシュ)
- ザック:マウンテンハードウェア(28L)
🍙 食料
- 行動食:ナッツ・チョコ・マフィン
- 朝食:コンビニ(おにぎり+パン)
- 昼飯:山中は行動食のみ(軽食)
- 非常食:持参(未使用)
💧 水
- サーモボトル500ml ×2本(合計1L) → 少し余った
🏕️ 宿泊
- 日帰り/泊まりなし
📦 パック重量
- ベースウェイト:未計測
- パックウェイト:未計測
💰 費用・時間・移動距離
- 自宅出発:2:30
- 登山口到着:5:30
- 移動距離:約200km(片道)
- 所要時間:約3時間弱(片道)
- 費用:
- 駐車場:無料
- 入浴代:600円(縄文の湯)
- 食事代:1,000円前後(ハルピンラーメン)
- 高速代:4,000円(往復)
- 燃料代:7,000円(往復・軽油)
- 合計:約12,600円

