日付:2025/04/05
💬 きっかけ
登山なんて頭おかしい人がやることだ――そう思っていた頃の自分に、今なら全力でツッコミたい。
8年前。運動ゼロの状態で、いきなり友人(のちの嫁)に連れて行かれたのが塔ノ岳〜鍋割山の縦走。結果、心も体もバッキバキに折れて、その時の記憶は「地獄」「拷問」「無」──まるで事故物件のように脳内に封印されていた。あれから年月が経ち、登山がちょっとだけ好きになった今。ふと脳裏によぎった。
「あの日の塔ノ岳…ちゃんと向き合ってみるか。」
リベンジという言葉がぴったりな今回の山行。目的はひとつ。
“鍋焼きうどんで記憶を塗り替える”
かつては「二度と来るか!」と心の底から思っていた道。今なら、きっと笑って歩ける。そう信じて、大倉へ向かった。心も足も折れたあの日へのリベンジとして、鍋焼きうどんで記憶を塗り替える旅へ。
🧭 ルート概要
大倉登山口 → 塔ノ岳 → 鍋割山 → 後沢乗越 → 大倉(周回)
特徴:前半は王道の大倉尾根、後半は静かで荒れた下山路。鍋焼きうどんが待つ目的地。
感想:8年前の初登山へのリベンジ。うどんとともに記憶の上書き保存に成功。
⚠️ ご案内(読む前に)
- 本記録は登山技術の向上を目的としたものではありません
- 登山ルートよりも話の筋が滑落しています
- 長文につき、読了には根気と集中力が求められます
- 内容は一部フィクション風ですが、事実ベースです
- 読み終わる頃には、軽い疲労感と達成感が得られるかもしれません
🥾 行動記録
📝 行動記録
■ 自宅〜大倉登山口
今日は嫁がいないから朝の準備もスムーズ。4時半頃に自宅を出発。普段なら「あれ忘れた」「これ持った?」なんてドタバタしてるのに、今日は静かに家を出る。前日に準備は全部終わらせてたし、珍しくコンビニにも寄らずにそのまま新東名へ。
……と思ってナビを切ったのが失敗だった。いつもは秦野丹沢スマートICで降りるのに、なぜか気持ち良く走ってしまって次のICまで行ってしまった。完全にやらかした。まあ時間は問題ないけど、朝イチから軽く自分にツッコミ。
それでも5時半には大倉の登山者用駐車場に無事到着。ギリギリ最後の一枠が空いてて助かった。
■ 大倉〜観音茶屋
5時40分頃、登山開始。
登山口では毎回恒例の「山にお邪魔します」の一礼。これ、自分の中ではもう完全にルーティン。周りから見れば変なやつなんだろうけど、別にいい。
この区間はストック無しで歩くと決めていたので、のんびりペース。鳥の鳴き声が気持ちいい。歩き始めはいつも体が重いけど、今日はなんだか調子がいい。

■ 観音茶屋〜見晴茶屋
観音茶屋のところで一回立ち止まって、ウィンドシェルを脱いで装備調整。今日はベースにオクタ、ミドルは山と道のプリマロフトフリース。最近買ったばかりのやつで、軽いし蒸れにくい。なかなか良い感じ。このフリース、本当に抜けがいい。汗かきの自分にはピッタリだった。

■ 見晴茶屋〜駒止茶屋
スマホの薬のアラームが鳴る。そうだ、血液サラサラの薬を飲む時間。ん?あれ?持ってきたっけ…?とりあえず今は探さず、後でファーストエイドの中を確認することに。
登っていると、コンコンコン……って、木を突くキツツキの音。まさに「ハンバーグ師匠」の例の楽器の音そのもの。脳内で「ハンバァァァァァァグ!」が無限ループ。やめてくれ、腹減ってくる。

■ 駒止茶屋〜堀山の家
駒止茶屋のベンチは既に満席。誰も座ってないのを期待したけど、やっぱり甘かったのでそのままスルー。
ここから先、道は泥んこまつり。とはいえ、まだ“前夜祭”レベル。靴が埋まるほどではないけど、転けたら間違いなく泥だらけになる感じ。気をつけて歩く。

■ 堀山の家〜花立山荘
堀山の家でエナジージェルを注入。ここでまた薬探しタイム。でもやっぱり見つからない。まあ車にはあるから大丈夫だろうってことで、水を多めに飲んで血液ドロドロ化を防ぐ作戦。

そして、地獄の花立階段スタート。今日はストック無しなので、太ももが終わる。息も上がる。汗だく。登りきったら、そこは天国、花立山荘。ベンチに座ってひと休み。

■ 花立山荘〜金冷やし
ここから先は雪も完全に消えてる。最近は雪のある山ばかりだったから、逆に雪のない塔ノ岳が新鮮。金冷やしも予定通りに通過。このペースなら鍋焼きうどんの販売開始10時ちょうどに鍋割山に着けそう。

■ 金冷やし〜塔ノ岳
ラストの登り。相変わらずキツい。
ハァハァ登っていると、いつも山で出会う畠山チャンプとすれ違う。今日はチャンプの方が早かったらしい。軽く会釈して、最後の階段を登り切る。

そして──塔ノ岳山頂に到着。お疲れ自分。
■ 塔ノ岳〜金冷やし
山頂は工事中で、巨大な建材が置かれていたけど、景色は悪くない。ここがゴールじゃないから水だけ補給してすぐに下山モードへ。
「よし、鍋割行くぞ」と心の中で気合いを入れ直す。

■ 金冷やし〜鍋割山
この区間、意外と楽しい。振り返ると花立山荘が見える。「え?ここから見えるんだ…」って軽く感動。

アップダウンを繰り返しながら、ずっと左手に相模湾を眺められる。この景色はちょっとクセになる。そんな景色に浸っていると、ふと8年前の自分が蘇る。
「よくもこんな道を初心者に歩かせたな、クソババァ!」って、笑いながら思い出す。
今となっては笑い話だけど、あの時は本気で泣きそうだった。

■ 鍋割山
鍋割山荘の屋根が見えてテンション爆上がり。でもなぜか、8年前にここに来た記憶がまったくない。

不思議。とりあえず山荘裏から正面に回って山頂プレートで記念撮影。

それが済んだら、いざ鍋焼きうどん。行列は6人くらい。思ったより少ない。
ザックを空いてるテーブルに置いて、ストックは外に置く。注文して待つこと5分。
──来ました、鍋焼きうどん。
具だくさんで見た目もボリューム満点。味は正直、普通の家庭の鍋焼きうどん。でも、この景色とこの達成感で食べるとうまさ100倍。歩荷さんたちに心から感謝。

■ 鍋割山〜後沢乗越
満腹になったところで下山開始。

ちなみに下山時の鍋割山のうどん待ち行列はエグい。20人以上。休日はこれが普通らしい。早めに来て正解。下りは最初こそ明るくてジブリの世界感。でも尾根が終わると急斜面。しかも道がやや荒れてる。正直、ここ登りたくはない。

後沢乗越の看板を見つけて一安心。

■ 後沢乗越〜大倉
ここからは一気に沢沿いへ。プチ渡渉もあって、変化が楽しい。

ただ……長い。平坦だけどとにかく長い。

石碑の位置が変わっていて「あれ?こんなとこだった?」って思いつつ、のんびりと農道を歩いて駐車場へ。

8年前、よくこんな距離歩けたな。あの時の自分、よく頑張ったわ。
■ 下山後
登山口から車に戻って、まずは温泉──じゃなくてスポーツジム。
併設の塩分強めの天然温泉で疲れを取って、さらに泳いでクールダウン。
帰りに泳ぐって言ったら嫁から「は?」ってLINE来たけど、こっちは大真面目。
疲れたけど、全身スッキリ。リベンジ完了。
🏕️ 施設・補給ポイント
- 大倉登山口 → トイレ:水洗・清潔
- 観音茶屋 → 未訪:週末営業・甘酒・おしるこ
- 見晴茶屋 → 未訪:軽食あり
- 堀山の家 → 未訪:チップトイレあり
- 花立山荘 → 未訪:うどん・おしるこ
- 尊仏山荘 → 未訪:通年営業・売店・コーヒー
- 鍋割山荘 → 利用:鍋焼きうどん・週末営業
🔍 登山情報まとめ
🚩 登山口:大倉(標高:約290m)
アクセス:
→ 電車:小田急線 渋沢駅 → バス15〜25分(本数多)
→ 車:東名 秦野中井ICから約25分/新東名 秦野丹沢スマートICから約10分
施設:登山届ポスト・水洗トイレ・売店あり
駐車場:大倉駐車場(800円)→ 早朝6時台に満車傾向
🍚 下山飯
- 鍋割山荘 → 利用:名物鍋焼きうどん
- 手打ち蕎麦 さか間 → 未訪:十割そば・大倉バス停前
- Yama cafe 丹沢 → 未訪:季節のスイーツとコーヒー
♨️ 周辺の温泉
- スポーツジム併設温泉 → 利用:塩分強めの天然温泉
- 湯花楽 秦野店 → 未訪:サウナ・炭酸泉
- 弘法の里湯 → 未訪:露天・駅近
- さざんか → 未訪:家族風呂
📏 データ
- 距離:約14km(推定)
- 累積標高差(上り/下り):約1,200m/約1,200m(推定)
- 歩行時間(休憩込み):約6.5時間
- 山行日数:1日
- 人数:1人
- 標準コースタイム比較: 標準CT:約7時間35分(大倉〜塔ノ岳〜鍋割山〜大倉) 実績CT:約6時間30分(約86%)
🛠️ 装備・費用・メモ
👔 装備
- ドライ:ミレー ドライナミックメッシュ
- ベース:オクタ
- ミドル:山と道 プリマロフトフリース
- シェル:なし
- パンツ:アルパインライトパンツ
- タイツ:CW-X(※和式トイレで難易度高)
- ブーツ:
🍙 食料
- 朝食:コンビニ(おにぎり+パン)
- 昼食:鍋焼きうどん(鍋割山荘)
- 行動食:エナジーゼリー・羊羹
- 非常食:持参(未使用)
💧 水
- 水500ml ×2本(合計1L)→ 少し余った
🏕️ 宿泊
- 宿泊:なし(日帰り)
- シュラフ・寝巻:不要
📦 パック重量
- ベースウェイト:-
- パックウェイト:-(未計測)
💰 費用・時間・移動距離
- 自宅出発時刻:4:30頃
- 登山口到着時刻:5:30頃
- 移動距離:往復 約160km
- 所要時間:片道 約1時間45分
費用
- 駐車場:800円(大倉駐車場)
- 高速代:3,000円(往復/ETC)
- 燃料代:2,000円(軽油/往復160km相当)
- 食事代:2,000円(鍋割山荘+下山後の補給)
- 入浴代:0円(スポーツジム併設の温泉利用)
合計:約7,800円
🔥 【駐車場で詰む人、多発】大倉のリアル。
まず、県営駐車場?
→ 朝8時か9時オープン。登山者からしたら完全に使い物にならない。論外。
コインパーキング?
→ 1ヶ所だけ。24時間OKだけど台数激少。夜明け前には満車。
で、正解はこれ。
👉 軒先パーキング一択。
・地元の民家が敷地の広い庭を開放。
・朝どころか、暗いうちからおばちゃんが「停めてって〜!」と呼び込み。
・料金は良心的に500円前後。
✅ 大倉はコースより駐車場が核心。知らないとマジで詰む。
👀 このブログ読んだ人だけの超裏情報。
役に立ったら**「見た」「参考になった」「嘘だろ」**でもOK。コメント残して。反応があれば、次もさらにディープな裏ネタ放出します。


